テーマ
|
Scouting “The Road To Peace”
|
日程
|
2005年12月24日(土)〜2006年1月6日(金)
|
場所
|
タイ王国 チョンブリ県 サッタヒープ
|
参加国
|
39カ国 約12,000名
|
日本連盟派遣団
|
スカウト 42名/IST 7名/指導者 11名
|
編成
|
|
兵庫連盟からの参加
|
指導者
大古和子・杉江並紀
スカウト
尼崎2名・芦屋1名
・神戸1名・姫路4名
|
結隊式にて(国際委員会・コミッショナーのみなさんと)
|
活動内容
日
|
場所
|
内容
|
2005年
12月24日(土)
〜25日(日)
|
堺市羽衣
青少年センター
|
派遣準備訓練
|
12月26日(月)
|
関西空港
↓
バンコク
|
11:10 TG-623便にてバンコクへ出発
15:30(現地時間)到着
バスにて「トンタラホテル」へ
関東組と合同夕食会・ミーティング
|
12月27日(火)
|
バンコク
↓
サッタヒープ
|
タイ市内見学
昼食「ロイヤルドラゴン」
ジャンボリー会場着
|
12月28日(水)
|
会場
|
開会式
|
12月29日(木)
|
会場
|
モジュール
ハイキング(朝食抜きで出発)
途中休憩で朝食をとりました
山の上から見た会場
20:00 サブキャンプでShowtime
|
3日目にしてフライが張れる
我が No.9 サイト
ゲート
こいのぼり組み立て
サイトのすぐ裏の海
夕食準備
訪問してくれたタイのスカウト
第2隊のスカウトが大古さん
のために作ってくれたゲート
|
12月30日(金)
|
会場
|
モジュール
- Tournaments、Peace&Culture Circle
A-4サイトでウエルカムパーティ(タイスカウト)
|
12月31日(土)
|
会場
|
モジュール
- Community Service、Siam Discovery
タイ文化見学(手作りのお菓子作成)
タイ文化見学(手作りジュースの作成)
ボランティア活動(寺院の清掃)
ワールドサッカーinサブキャンプ
20:00〜24:00カウントダウンプログラム
|
2006年
1月1日(日)
|
会場
|
ニューイヤープログラム
JAPAN-DAY
- そうめん
- お茶会
- 習字
- 日本のおもちゃコーナー
- 各国凧揚げ大会
|
1月2日(月)
|
会場
|
モジュール
- Global Development Village、Sea Paradise
|
1月3日(火)
|
会場
|
徹営
自由行動(国際交流)
15:00 Closing Sub-Camp
19:00 Closing Ceremony(メインアリーナ)
|
1月4日(水)
|
サッタヒープ
↓
バンコク
|
徹営終了後バンコクへバスで移動
昼食「マノラホテル」
「トンタラホテル」にチェックイン
夕食「ジョンシン」にて中華料理
「トンタラホテル」宿泊
|
1月5日(木)
|
バンコク
|
アユタヤ見学
昼食「ウートン・イン」
遺跡見学後、ホテルへ向かう
リフレッシュ
解団式・夕食会
23:59 TG-622便にて関空へ向かう
|
1月6日(金)
|
関西空港
|
7:10 関空着
関西組解団式後、解散
|
◎ プログラムは8つのモジュールに基づき、各参加者はジャンボリーアワードを取得するために最低6つのモジュールを達成しなければならない。また2つのアワード(ピースアワード、フレンドシップアワード)取得を奨励している。その他 Free Activitie や特別場外プログラムとして「潜水艦体験」や「パラセイリング」などがあった(有料)。
◎ タイの気候は、昼間の最高気温35℃で日射病・熱中症に倒れるスカウトも多く、帽子や水分補給などの自己体調管理が要求された。夜は思ったより涼しい(平均21℃)。
- フィールドホスピタル(ジャンボリー会場内診療所) 入院 8名
- 海軍病院入院 2名
- 体調不良(下痢・発熱・風邪等) 5〜6名
◎ 食材は、「カルフール」マーケットが会場内にオープンしていたが、種類が少なくいつも混雑していて買出しに2時間以上もかかった日があった。後半にやっと少し改善されたが、ジャンボリーマネーの運用方法については是非を問いたい。
◎ 隊長会議は毎日17:00からと決まっているが、時間通りに始まることはまずない。内容は、翌日のプログラムのことやサブキャンプ内のルールについてが多い。
◎ テントの数は6人用6張りと2人用1張りで、スカウトは5人で1つのテントはダッフルバッグの大きさからいっても狭すぎるようだ。
◎ ごみについてはかなりアバウトで、分別はいらない。文化の違いからか洗面所やトイレ・シャワー室の使い方の汚さに驚くことが多かった。水はふんだんに使えたが飲料は×。
◎ どの国のスカウトも日本人にはかなり友好的で、サイトに交流のためのスカウトがいつもあふれていた。
|
感想
予想を超える過酷な気象条件の中、スカウトたちは時間に追われながらよく頑張ったと思います。
いわゆるタイ時間という、いつ始まるかわからない状態の中で、スケジュールの調整に苦労したりしましたが、その中でジャンボリーの目的のひとつの国際交流を積極的に行い、よさこいソーランを楽しみ、プログラムをこなしていくことができました。
ただ、交流においての会話についてはボディランゲージも含めて概ねうまくいったのですが、ひとたび病気になったときはやはり、ある程度自己申告できる能力の必要性を感じました。
また指導者の立場からは、できれば打ち合わせの機会がもう何度か欲しかったということと、関東組・大阪組の編成のやり方にもう一考あればと思いました。
ジャンボリーの最終日にスカウト達から、「楽しかった、また参加したい。」との感想を聞くことができたことはたいへん喜ばしいことでした。
最後に、今回派遣隊指導者として行かせていただいたことにお礼申し上げます。
派遣隊指導者 大古 和子
今回の第25回APRジャンボリーに参加して私は、とてもいい思い出が出来ました。
正直なところ、この派遣団の中で誰よりも楽しんでいたのではないか?
そう思えるぐらいのスカウト達と一緒に体験してきました。
私は、主に班指導者としての参加で3班の指導をしていました。
場外プログラムでは、必ず指導者がスカウトと一緒にプログラムをします。
私が行った場外プログラムは、ハイキングとタイ文化の見学をしてきました。
中でも初日にやったハイキングが印象深かったです。
地図とコンパスを使い、方位が書かれたカードを探して進みます。
正直とてもハイキングコースとはいえない道なき道を進み途中蟻に噛まれたり茨にTシャツを引っ掛けたりしてスカウト達もうんざりしていましたが、私が終わったあと「面白いプログラムだったなぁ」と言ったらスカウト達も疲れた顔で「もう行くのはイヤですけど楽しかったです」と言いながら満足してたみたいです。
それを機会に全プログラムに参加する意思ができたようで、彼らが逞しく見えました。
最後に、今回派遣団指導者として参加させてもらえたのは多くの人からの支援や協力のもとで
私は派遣団指導者として行くことが出来ました。私には大変すばらしい経験ができたことを皆さんにお伝えします。
そしてありがとうございました。
派遣隊指導者 杉江 並紀
|