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平成21年度 インダバ (指導者のつどい)

インダバ21を振り返って

県連盟コミッショナー 中島佳一

今年度より、インダバ新シリーズに入りました。どこがどう変わったのか? ウムー…難しいところですね。

コンセプトは変わりません。

  1. 参加の要件は、Boy-manであること。
  2. 体験学習の場とする。
  3. 魔法の「3番ゲーム」を活用する。
  4. 最優秀班を目指し、性別・年齢・経歴関係なしでがんばる!

じゃあ、どう変わったのか…。

まず、恒例の班編成が「フルーツバスケット」しました。 新たな出会いと、発見を求め、新しい歴史を築くために変わりました。

そして、「Do」が最上級目指して変化しました。

Do → Do MORE → Do MOST? 英語の使い方が???ですがその意図をご理解ください

佐野常羽先生によって示された指導者の道標「清規三事」(シンキサンジ)に「Do」をグレードアップしました。

  • 実践躬行(Activity First)
    スカウティングには自らの実行が第一である
  • 精究教理(Evaluation Follows)
    実行にはその価値を評価反省し、そして理論の探求が必要である
  • 道心堅固(Eternal Spirit)
    実行・評価反省を繰り返し「さとり」をひらき、永遠に滅びることのない心境を開く

知ることは 頭の作業であり、行うことは 体の作業であり、感ずることは 心の作業である。

しかし、よく知るには 心を伴い、よく行うには頭を使い、よく感じるには体を伴うことが必要である。 首からしみ込んだ、また背中にしみ通ったスカウトスピリッツが、隊の、団の地区の活性化に益すると信じています。

その昔 「ボーイスカウト月の輪組の初級ハンドブック」に、サトウハチロー氏の詩が載っていました。
サトウハチロー詩集「あすは君たちのもの」:日本放送出版協会より
からだでおぼえたものは はなれない

手でおぼえる
足でさとる
目にやきつける
胸にしみこます

ボーイスカウトの仕事は
すべてこれだ これなんだ

水くみひとつにも
上手下手がある
米をとぐのも
めしをたくのも
玉ネギをきざむのも
ジャガ芋の皮をむくのも
遊び半分では
出来ない 出来ない

なれない仕事で
涙ぐむと
母の顔が浮かぶ
力のいる仕事で
へたばると
父の笑い顔が見える
われとわが身を
はげましても
情けなさがあふれて来て
あたりの風景に
もやをかける

のりこえろ のりこえろ
からだでおぼえたものは
からだから はなれない
はなれない

手でおぼえる
足でさとる
目にやきつける
胸にしみこます

満足に
つとめを果たした夜の
キャムプファイヤーの火はすばらしい
静にじッと眺めていると
さわやかな
ほんとうにさわやかな虫の声が
首にしみこむ 背なかにしみ通る

ご苦労様でした。また、今回も多くの人の協力があり、成功につながりました。

ありがとうございました。感謝!