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平成23年度 インダバ (指導者のつどい) | ||||||||||||||||||||||||||||
1日目(1) − 6月4日(土)
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開会式
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今年は、手旗というテーマが影響したのか50名の参加でしたが、それでも6個班構成でき、班競争への気分が盛り上がります。 昨年に引き続き、理事の白川ユース委員長が、元気一杯参加してくれました。 また、兵庫連盟京都支部長も、4年続きの参加です。 隊長の清水さんがコミッショナーになったので、今年は隊スタッフを交代しました。 隊長:中村副コミッショナー 副長:黒田・森地副コミッショナー 上級班長:家門副コミッショナー という顔ぶれです。 高橋副コミッショナーは生活や事務担当。 そして、もうひとり。
インダバのスタッフの大変さをよくご存じの、元県コミッショナーの中島副理事長も、心配のあまりサポート役として参加してくださいました。
残念ながら今年は、他のメタボ兄弟は不参加で、揃い踏みはありませんでしたが…
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オリエンテーション
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インダバではほとんど講義らしい講義をしません。 あくまで、行なうことによって学ぶのがインダバです。 が、毎年、冒頭だけはちょっと固い話をします。 |
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今年のテーマは 以心伝心(信) です。 ひとつは、以心伝信として、前半に手旗を採り上げます。 てばたんを目指して練習、そして、手旗を生かしたプログラムを堪能してもらいます。 もうひとつの以心伝心は、ボーイからベンチャーへのスカウトスピリッツの伝心です。 今年の秋から、ベンチャーの進歩が変わりますが、そのねらいにボーイ隊からの一貫性、継続性を持たせることがあります。 手旗を通して、ボーイからベンチャーのつながりを体験してもらうべく、2日目には小遠征を計画しています。 |
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班集会 その1
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毎年のように最初の班集会では、班名・班呼・班精神を決定、班旗を作ります。 リピーターが結構いるインダバでは、全く説明不要です。 決定した、班名・班呼・班精神は以下の通りです。
ところで、兵庫以外でご覧になっている方、レオポンって分かりますか? → レオポン(Wikipedia) |
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班長訓練 手旗の実習
(全員参加での基礎技術訓練) |
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班が出来たところで、手旗の実習です。 手旗を全く知らないでは、ゲームが楽しめません。 ボーイ隊での本来の形は、班長訓練では班長だけが指導を受け、教わった班長が班集会で班員に教えるのですが、班長が教わっている間、他の人が待ちにならないよう、ここは班長訓練という想定で、全員で実習をします。 |
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最初に講師の紹介がありました。 今年のコミッショナー教育活動方針に、 |
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スカウト活動で特徴的なスキルのひとつに通信手段としての手旗信号があります。 この時代にあってもおもしろく、仲間の証のような意味合いがあっていい教材です。 |
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とあります。 実際に県下のボーイ隊で手旗を使った隊集会をして欲しいというのが、コミッショナーの願いです。 |
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そのためには、指導者も手旗を覚えて、その楽しさを知ってもらう必要があります(だから、このインダバなのですが…)。 ところが、手旗というのはプロ(専門家)がいません。 そのやり方を教えてもらおうと思っても、手近の先輩を頼るしかないのです。 でも、手近に手旗を教えられる先輩がいなかったら…。 そこで県では、手旗の専門家を養成しようということで、3名の女性指導者(+世話役)を任命し、手旗を修得してもらいました。 名づけて てばたんエンジェル。 この 3名が本日の講師です。 てばたんエンジェルは、もちろん、通信章の技能章考査員でもありますので、インダバの後でも、手旗を勉強したいときは声をかけてください。 |
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スカウティング・フォア・ボーイズには、手旗についてこうあります。 |
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手旗信号は、両腕を動かしいろいろな角度を作って通信するもの。 モールスより覚えやすい。 やってみれば、至って簡単だ。 スカウトには長い文章を送ったり、長距離に送ったり高速に送ったりすることは求められていない。 いろはを覚え、簡単な文章や単語を正確に送信、受信できるようになることを期待されている。 |
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外国ではアルファベット26文字に対し、日本は 50音ありますので、覚える文字は多いですが、日本のはカタカナの形を作れば良いので、それほど難しいわけではありません。 まずは、原画から。 てばたんエンジェルの模範演技にしたがって、全員で練習します。 次は、原画だけを使って打てる ク リ ノ ハ ニ フ レ を覚えます。 他は、この原画を組み合せてカタカナを作っていくのですが、注意のいる文字をおさらいしておきます。
ここまででバディを組んで少し練習。 次に送信・受信の手順です。
なお、ボーイスカウトハンドブックには、送信の前に 14原画を上げるようになっていますが、このインダバでは割愛しました。 |
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てばたんエンジェルに、実際に短い文章を送ってもらい練習しました。 |
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スカウティング・フォア・ボーイズにあるとおり、早く長い文章を送受信するのは難しいのですが、短い文章をゆっくりうつのはそんなに難しいことは理解してもらえたようです。 受信も、ゆっくりなら原画をひとつひとつ押さえていけば大丈夫です。 このインダバでは、すらすら送受信できることは求めず、まずは、意志を伝える楽しさを得られることを目標に練習しました。 |
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班集会 その2
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この次の隊集会に向けて、各班で少し練習をしておきます。 |
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隊集会 その1
(テーマ:以心伝信) |
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さて、いよいよ手旗を使って通信をしてみましょう。 まずは、小手調べです。 班を3つに分けます、メインキャビンと、そこから見える2地点。 右の図のように、(1) と (2) からメインキャビンに通信文を送って、2つを付き合わせると文章になるというものです。 (1) と (2) は見通せません。 分かったら文章の指示に従う。 |
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通信文は以下のとおりです。 (1) からメインキャビンへ
(2) からメインキャビンへ
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送信している方は、何を送っているのかさっぱり分からなかったと思います。 ところがメインキャビンでは、たとえばレッドブルの両者を並べると…、 |
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おこやこみりこちうをた かえまえどのみのたうえ |
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分かりますよね?! 上下を交互に読んでください。 |
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おかこえやまこえみどりのこみちのうたをうたえ (丘こえ山こえ緑のこみち の歌を 歌え) |
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となるわけです。 |
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一番に解読して、「谷間のキャンプ」を歌ったのは、ネコ班でした。 今回最初の優秀班 ネコ班 おめでとう! なお、今回も優秀班章は、宍粟第3団の田路さんが作ってくださいました(「おきて」バージョン)。 さらに手旗のミニチュアもプラスしてあります。
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班集会 その3
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次の隊集会は、今の隊集会よりももっと離れた場所での通信をしてもらうことを予告しました。 先ほどの隊集会は、その練習です。 先ほどは、2箇所から全ての班が同時に送信を始めましたが、近距離なので誰が送信しているか分かりました。 でも、もっと遠距離になると、手旗以外に自分の班が分かる合図の工夫が必要です。 そういった作戦を練り、手旗の練習もしておくということで、この班集会は大事なものになります。 次の圧巻に備えて…。 |
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